第10回例会 ~会員増強について~

会長挨拶(小林  司会長)

今回は、保護司会のことをお話します。保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアです。

私が保護司になったのが、平成18年5月25日に委嘱を受けましたので、約11年になります。その間、受け持った対象者は8名です。再犯の場合も2名います。覚せい剤、飲酒運転で交通事故、窃盗、万引き、パチンコ依存症、盗撮などです。私の心の中で強く印象に残っているのがY君で、窃盗で捕まり保護観察になり、私の自宅にお祖母さんと一緒に最初の面談にきました。当時は中学二年生で学校には年間数日しか行ってなく担任の先生が訪問されておりました。母親は亡くなり、祖父母と父親と姉と妹と暮らしておりましたが、途中で父親が亡くなり、姉が高校生の時に妊娠して高校を辞めました。中学を卒業して定時制高校へ通学している際に、妹が妊娠したと聞かされました。

相手の実家に住むために妹が出て行き、私もどう言葉を掛けてよいか判らなくなりましたが、本人は長男であるという強い気持ちがあるので、高校はどうしても卒業すると言っていました。途中で保護観察は終わってしまったのですが、半年後ぐらいにばったりと会った時は、学校は続けていました。何とか再犯をしないで頑張ってほしいという気持ちでいっぱいです。

御挨拶・委員会報告

・神戸第2グループガバナー補佐 松田 洋三様よりご挨拶

・神戸垂水ロータリークラブ 善國 高豊様、藤田 和昭様より御挨拶

・折戸 善信国際奉仕委員長:公益財団法人ジョイセフ

「アフガニスタンの子どもたちにランドセルを贈る運動へのご協力とお願い」

・大塚 啓助社会奉仕委員長:ミュージカル開催ご協力のお礼

社会奉仕委員会慰労会&観月例会試食会のご案内

・福原   章クラブ研修リーダー:

「第1回ロータリー研修会のご案内」 9/14(木)例会後 場所:ホテルロビー

卓話「会員増強について」

藤丸 信吾会員増強委員長