第27回例会 ~ロータリー理念のはじまりと職業奉仕~

会長挨拶(工藤 涼二会長)

「ペルーでの出来事」

皆さん こんにちは!

ご承知のように、今月は職業奉仕月間です。その関係で先週は山下会員のお骨折りで神戸市会議事堂を見学することができ、貴重な経験になりました。そして、今日は、地区職業奉仕委員長である吉岡博忠様にお出でいただいております。本日はよろしくお願い致します。

ところで、話は変わりますが、今年2019年は、日本人のペルー移住が始まってから120年周年に当たる年です。私は、4年前に裁判官を退職して3か月間フリーだったときに、前から行きたかったイグアスの滝を見に南米に行きました。その時、ペルーのマチュピチュ及びナスカの地上絵見学もコースに入っていた関係で、ペルーの首都リマにも立ち寄りました。

そこで私達のガイドをして下さった男性が、私より少し年配の日系3世の方でした。昔のお話をお聞きすると、祖父母さんたちは半ばだまされたような形で、日本での話とは全く違うひどい荒れ地をあてがわれてとても苦労されたそうです。でもペルーに来た先人たちは、そんな中で自分たちに素晴らしい財産を残してくれたと言われるのです。私はてっきり一儲けされた方が多かったのかと思ったのですが、ポイントはそういうことではありませんでした。

ガイドの方が言われるには、先代たちは、「日本人に対する高い評価」という財産を残してくれたと言われるのです。つまり、現在でも、「日本人は、約束した納期を守る」「日本人は、粗悪品を良品と偽って高く売りつけたりしない」「日本人の言うことは信用できる」という評価があるため、たとえ初めての取引先であっても「お前は日本人か。それなら大丈夫だろう。」ということでスムーズに運ぶことも多いのだと言われていました。

私は、この話を聞いて、ロータリーの精神も、正にここにあるのではないかと感じ、御紹介した次第です。

ご挨拶・委員会報告

*松尾 恵利子様(クララさんホストファミリー)ご挨拶

*クララさん(青少年交換留学生)ご挨拶

*丸尾 研一PDG:職業奉仕月間について

*碓永 陽介ゴルフ同好会幹事:

・第7回コンペ準優勝者 池田 實行会員

・第8回コンペご案内 日時:2月27日(水)

場所:センチュリー三木

会員卓話

「ロータリー理念のはじまりと職業奉仕」

地区職業奉仕委員長

吉岡 博忠氏 (伊丹RC)