第10回例会

9月16日(木) 12:30~ オンライン配信のみ

吉岡 博忠 ガバナー公式訪問

会長挨拶(福井正博会長)

皆様こんにちは。本日は、吉岡ガバナー、佐藤代表幹事、白井公式訪問幹事をお迎えしての公式訪問です。先ほどガバナー会長幹事懇談会にていろいろお話させていただきましたので、皆様には後日お伝えいたします。

【豆知識】

〇ロータリークラブは何故、国旗掲揚するの?

①日本の国旗は、白地に赤丸が描かれた旗。日本では聖徳太子が遣隋使に託した文書以来、自国を”日出ずる国”とする考え方があり、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴する。また紅白は日本の伝統色で、めでたいものとされており、赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を意味するとも言われている。②第二次世界大戦中、本部がシカゴで横文字のロータリークラブは敵国のスパイでは無いかと疑われ解散の危機に遭いました。京都RCに暴漢者が現れ、命を奪われそうになった時に当時の会員が「私達は自分の職業を通じて日本のお役に立とうとしているクラブである」「来週、来て頂ければその証をおみせする」と説き、実際に国旗を掲げ、国家を斉唱し納得させたのです。命がけでロータリークラブの存続を守った先輩がたに敬意と尊敬の念を持って日章旗を例会場に掲げ、君が代やロータリーソングを唄う事を大切にしていきましょう。

吉岡博忠ガバナー公式訪問卓話要旨

ガバナー吉岡博忠(伊丹)

 

1983年創立を迎えられる神戸西神ロータリークラブ様を訪問させていただけることを光栄に存じます。ガバナー諮問委員会では、丸尾研一PDGにお世話になります。宜しくお願いいたします。本日の訪問に際しまして、深川純一PDGの伊丹クラブ例会での3分情報(純ちゃんのコーナー)と年2回開催していました、全国から多くのロータリアンが参加いただいていた15回の講演集を、謹呈申し上げます。本合本はクラブ運営またロータリーの理念、歴史を学ぶには最適の書と存じます。伊丹クラブが3年前の60周年記念事業として計画いたしていましたが、読みやすくするための校正に若干の修正を加えていますが、本旨は変更していません。この作業が思いの他時間がかかり、やっと今日お届けできた次第です。RI会長テーマとガバナー行動指針をご報告させていただきます。

 

シェカール・メータ氏RI会長テーマ

カルカッタ-マハナガル・ロータリークラブ(インド、西ベンガル州)に所属するメータ氏は、ロータリー国際協議会中の2月1日、次期地区ガバナーに向けて2021-22年度の会長テーマSERVETO CHANGE LIVES「奉仕しようみんなの人生を豊かにするために」を発表しました。

「人のために世話をし、奉仕することが最良の生き方。なぜなら、その経験を通じて誰かの人生だけでなく、自分の人生を豊かにできるのだから。ロータリーでの奉仕プロジェクトへの参加を通じて自身が人間として成長したことに触れたメータ氏は、その経験を通じてほかの人のニーズに目を向けるようになったと述べました。また「ロータリーが私の心に火をつけました」自分の身の回りを超えたところに目を向け、人類全体を考えるようになりました」とメータ氏。「奉仕が私の生き方となったのです。多くの方々と同じように、“奉仕とは、自分がこの地上に占める空間に対して支払う家賃である“という信条を持つようになりました」と語り、各クラブが「ロータリー奉仕デー」を実施することを求め、測定可能・持続可能なインパクトをもたらす奉仕プロジェクトへの会員の参加意欲を引きだすよう呼びかけました。

多様性と会員基盤の向上に焦点を当て、会員が女子のエンパワメントに力を注ぎ、教育、リソース、奉仕、機会など、未来の女性リーダーの成功に必要な手段を与えてほしいと述べました。その上で、多様性、公平さ、開放性に対するロータリーの信念を会員が活動の指針とすることが大切であると語りました。奉仕を通じて大きなインパクトをもたらすには、ロータリーの会員基盤を広げる必要がある、とメータ氏。全世界の会員数は、過去20年間、約120万人のまま横ばいです。このため、2022年7月1日までに130万人に増やすことを目指して地区で率先して活動するよう呼びかけました。メータ氏の「Each One, Bring One」(みんなが一人を入会させよう)は、全会員がロータリーに一人を入会させることを求めるイニシアチブです。会員基盤を広げながら、ポリオ根絶活動、Covid19との闘い、地域社会への奉仕を続けていくのは野心的な目標であることを認めた上で、「だからこそ皆さんの意欲が駆り立てられるでしょう」とメータ氏。「挑戦に立ち向かうのがロータリアンだからです」と締め括りました。

ガバナー行動指針

今年度のガバナー行動指針を“ For the dynamic Leaders of futures with Rotary “「ロータリーとともに活力に満ちたリーダーを育てるために」とさせていただきました。

このような感染拡大ののなかで巣ごもりするのではなく、あらためて「親睦」と「奉仕」の実践のための「学び」にスポットを当て、リーダーの「人材育成」を標榜させていただきます。ロータリアンのみならず、ロータリアンに関わる全ての人々(従業員、関係団体等々)が、行動的、力強い、生き生きとした、活力に満ちたリーダーを育てるためにとしました。「人材育成」はロータリーの大きなターゲットの一つであり、個人倫理の確立、人間の魂のあり方を問い、人を育てる核心は、穢れ無き魂を持った人を育てること、どのような人をどのように育てるかが最も大切であると考えます。

地区・クラブリーダーの皆様へ期待を込めてのお願いです。

ロータリーの全てのプログラムが人材育成に繋がります。これを意識しないと忘れ去られているのが現状です。私たちはこの機会に恵まれたロータリアンは自らを体現することによって「人材育成」をお願いいたします。あらためて「親睦」と「奉仕」の実践のための「学び」にスポットを当て、リーダーとしての「人材育成」をスローガンとさせていただきます。

これはロータリアンのみならず、ロータリアンに関わる全ての人々、従業員、関係団体等々・Dynamic・動的な、力強い、生き生きとした、活力に満ちたリーダーを育てるためにとしました現下の感染状況で、フェスタ等運営や奉仕プロジェクトの具体的な目標や進行管理は、地元自治体の措置指示を遵守しつつ実施いたしますが。決して巣ごもりするのではなく、全てのプロジェクトの進行にあたって、「人材育成」を意識した運営をお願いいたします。この「不自由を自由に楽しむ」心意気がロータリアンの真骨頂であると確信しています。

ご挨拶・委員会報告

丸尾研一PDG:ロータリークラブでの国旗掲揚について(会長挨拶の補足)
シュモア・アナスタシアさん(米山奨学生):近況報告