第13回例会 ~チャーターメンバーの卓話~


会長挨拶
(折戸 善信会長)

dscf5099みなさんこんにちは。秋らしく朝夕がかなり涼しくなり肌寒さを感じる季節になってきました。今年は夏が長く秋が短く、すぐに冬がきそうです。
今日の卓話はチャーターメンバーの吉川会員、池田会員です。楽しみにしています。

さて、今月の私はロータリー活動もさることながら赤十字活動で大変忙しい月となっています。2月に日本赤十字社から赤十字奉仕団支部指導講師の資格が与えられましたので、今月はその講師として県内に出かけていかなければなりません。
そこで、 少し赤十字についてお話をさせていただきます。
ご承知だとは思いますが赤十字活動は1859年にイタリア統一戦線でスイス人のアンリーデュナンがソレフェリーノの近くを通りかかったとき、戦場にはおびただしい負傷者が悲惨な有様であったのを目のあたりにし、町の人たちと敵味方なく救護活動を行ったことから始まりました。 この「苦しんでいる人を救いたいという」という使命を持って、赤十字は次の原則に立って行動しています。

赤十字の基本原則

  1. 人道つまり「人間の命と健康をも守るため、苦痛の予防と軽減に努める。」
  2. いかなる差別もせず、最も助けが必要な人を優先する。
  3. 一切の争いには加わらない。
  4. 国や他の援助機関の人道活動には協力するが、赤十字としての自主性を保つ。
  5. 利益を求めず、人を救うために自発的に行動する。
  6. 赤十字社は国内でただひとつである。
  7. 世界に広がる赤十字のネットワークを生かし、互いの力を合わせて行動する。

また、赤十字社が正式な加盟国として赤十字国際委員会の承認を得るためには、その国がジュネーブ条約(人間を人間として取り扱う)の締結国でなければなりません。
これにより、戦場等においては赤十字マークの付いた病院施設や車両を攻撃してはならないことになっています。
ちなみに、赤十字マーク(白地に赤色の十字マーク)はスイスの国旗の色を反対にしたものです。(この赤十字マークは赤十字以外では使えません。)
ところで、災害募金等は全額を被災都道府県に設置された「義援金配分委員会」を通じて、被災県の被災された方々へお届けしています。赤十字社が自分の運営に必要な経費を抜くといったことは一切ありません。
赤十字の運営経費は、全て寄付により賄われています。(国や県からの補助はない)

…卓話のあと…

只今、吉川さん、池田さんから神戸西神発足当時の貴重なお話をいただきました。おそらくプログラム委員長の初谷さんが、チャーターメンバーの皆さんから、神戸西神の歴史を聞きたいとの思いからの企画だったと思います。

私は会員の皆さんがクラブを作った当時のチャーターメンバーの方々の思いをしっかりと知り、受け止めることが大切だと思っています。この土台に立って、これからのクラブをどうしていくのかを考えていかなければなりません。このことが、若い会員の皆さんに課された課題だと思います。ますます発展していく神戸西神ロータリークラブにしていきましょう。

 委員会等報告 各委員長より御挨拶と報告がありました。

・大西 敏郎国際奉仕委員長:アトランタ国際大会登録とツアーについて

・田中 康之米山奨学委員長:米山月間寄付のお願い

・大倉 隆幸ボーリング同好会幹事:
(第4回開催ご案内)10月24日(月)18:30~ 場所:神戸ボーリング倶楽部

・中川   隆ゴルフ同好会幹事:
(第4回開催ご案内)10月19日(水)場所:ジャパンメモリアムゴルフクラブ

卓話 「チャーターメンバーの卓話」

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