第34回例会 ~会員卓話~

会長挨拶(折戸 善信会長)

 皆さんこんにちは。今日は神戸垂水RCから山中 勉様がお越しです。ごゆっくりお楽しみください。
さて、先週は神戸ハーバーロータリークラブの25周年記念式典に丸尾直前がバナーと石津幹事とともに行ってまいりました。
例会場は六甲アイランドにある神戸ベイシェラトンホテルですが、式典もそちらでありました。参加者の中には「ベイ」とつく国内のロータリークラブが7クラブあり友好会を結成され、友好会からも来ておられました。会員数25名ということでしたが、地域に密着した活動をされているクラブという印象を受けました。
さて、先週から今週にかけて、TBS系こちらでは毎日放送で「リーダーズ」という番組が放映されていました。ご覧になられた方も多かったと思います。
トヨタ自動車の創立者豊田佐一郎さんをモデルにし、もう一方は、多分愛知トヨタだと思いますが、販売店の代表を中心にした話でした。Ⅱ部の映像では兵庫トヨタの瀧川さん役も発言がありました。豊田佐一郎さんが豊田織機から車への産業転換に情熱を注がれ、自らが先頭に立って車づくりに苦心され、初めての事業を起こす難しさが見事に演じられていました。また、山崎亘ということで登場した販売店も佐一郎氏の情熱に動かされ、海のものとも山のもとも言えないトヨタ車をディーラーとして取り扱うという決断も大変だったと思います。このお二人や、周辺の協力工場の皆さんに共通して言えることは未来への情熱。あくなき日本の復興への強い気持ち、アメリカには絶対負けないというような強い意志があったことが、あの戦後の混乱の中で発令された緊縮財政を乗り切られたのではないかと思いました。
もう一つ、若い指導者の話をさせていただきます。それは、北海道夕張市長になられた鈴木直道さんです。夕張市は350億円余りの借金を抱え、現在116億円返済されたそうです。
私が注目したのは、なぜ鈴木市長が、東京都の職員でありながら、夕張市に出向し、都に帰ったあとあえて市長選挙に出られたのかということです。
鈴木市長は、決して人に言われて市長に立候補したのではなかったのです。東京都へ帰った後、悩みに悩んで自らの退路を断って夕張市のためにやりたいという強い気持ちで夕張市長に当選されたそうです。
この二つの事例を私は美談ということでお話しているのではありません。そこに共通しているのが、豊田佐一郎さんと鈴木直道さんに潜む熱い情熱を、私は感じています。組織に埋没するのではなく、自らの信念を貫かれる強い気持ちがあったから決断できたのではないかと思います。経営者である皆さん方は、当然のことと思われているかとは思いますが、私は、これからの日本を支えるのはやはり日本人として、日本のためにという強い気持ちの持ち方が必要ではないでしょうか。若い人たちにもこのことを伝えていけば、日本はまだまだ、発展していくと確信しています。トヨタでさえ、これからの自動車の時代には生き伸びていけないのかもしれません。新しい技術に時代を見据えた先見の明を持つことが必要ではないかと思います。

委員会等報告

各委員長他より報告がありました

・丸尾 研一IPDG:世界34ゾーン(ロータリーの友記載)について
・井上 真一親睦副委員長:
「観桜家族例会」4月6日(木)18:00~20:00  親睦委員集合16:00
・工藤 涼二音楽同好会:「観桜家族例会前座出演」練習15:00開始
・中川   隆ゴルフ同好会:
3月29日(水)第8回神戸西神ロータリークラブ杯ゴルフコンペ優勝=多田 昌之会員
4月18日(火)第9回神戸西神ロータリークラブ杯ゴルフコンペ開催(六甲国際)
・中川   隆次期幹事:本日例会後「ノミニー理事会」開催
・委嘱状 (黃詩婷さん)世話クラブ・石津英一郎カウンセラー

卓話

河合 敏三会員・小林   司会員

第33回例会 ~会員卓話~

会長挨拶(折戸 善信会長)

皆さんこんにちは。昨日は戻り寒さでしたが、それでも陽光はようやく春の訪れを見せています。東京では火曜日に桜の開花宣言がなされました。しかし、関西ではもう少し時間がかかるようです、丁度観桜例会のあたりが見ごろになるかもしれません。
本日は、山下展成さんの入会式がこの後あります。
先日、規定審議会において定款や細則が変更されたこともあって、新たな定款を読んでみました。 読み進んでいきますと、改めてロータリーの目的というところに自然と引き込まれていきました。

第4条の目的には

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことと。規定されています。

1項は 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。

2項は 職業上の高い倫理基準を保ち、・・・・・各自の職業を高潔なものにすること。

3項は ロータリアン一人一人が個人として、また事業及び社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。

4項は 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて国際理解、親善、平和を推進すること。

これを受けて5大奉仕のことが規定されています。

私はこの条文を読んで改めて、私たちは高い理念に基づいた規定のもとで、ロータリアンとしての活動を行っているのだという気持ちを持ちました。そして、ロータリークラブに所属しているということは、このように高い誇りを持った活動に身をゆだねているのだということとを改めて感じた次第です。このように考えてみると、会員がロータリークラブに入会しませんかと声をおかけした時点で、その人は、ロータリーの目的に合致した精神を持たれた人であるということが言えます。そして、その後、全会員が仲間として承認することによって入会が許可されるのです。 よくロータリーは、週1回集まって食事をしているだけではないかというようなことが言われます。しかし、この意見はロータリーを全く知らない人のいうことであって、私たちは、毎週の例会に出席することによって、超我の奉仕を実践するという大きな目的を持って出席しているのです。例会の出席が、人生の道場に身をおいているのだと言われる意味がこのあたりにあるのかもしれません。 このたび条文を読んで、常にこの気持ちを忘れずに、ロータリーの精神を自分自身の中に高めてまいりたいと改めて強く感じました。山下さん今後のご活躍を祈念し今日のお話といたします。

委員会等報告

各委員長他より報告がありました

・丸尾 研一IPDGより御挨拶がありました

山下 展成新入会員入会式

卓話

池田 實行会員 今田 学志会員

第32回例会 ~会員卓話~

会長挨拶(折戸 善信会長)

 皆さんこんにちは、久しぶりのホーム例会が開催されます。今日は西脇RCから高瀬英夫東播第3グループガバナー補佐、前川秀一会長、ガバナー補佐付き添いとして細谷俊之さんがお越しです。高瀬ガバナー補佐からは私の力量を拝見したいとプレッシャーをいただいていますので、少々緊張しています。ごゆっくりとお楽しみください。
といっても、たいしたことをお話しできるわけでもありませんので、普段通りにやりたいと思います。
先週は、神戸製鋼所での職場訪問例会にご出席いただいた皆さんご苦労様でした。大きな機械装置には圧倒されました。
また、丸尾直前がバナーご夫妻のRI代理のエイドお疲れ様でした。先週、おねぎらいの言葉をおかけせずに申し訳ございませんでした。

さて、今週の日曜日に姫路市立美術館へ行き、バロックの巨匠たちの展覧会を鑑賞してきました。また、神戸市立博物館で古代 ギリシャ展が開催されています。
西洋美術は先史時代の洞窟画から、古代ギリシャから今日まで脈々と受けがれてきていますが、ご承知のようにギリシャ美術はパリのルーブル美術館で展示されているミロのビーナスが有名です。今日は少しだけ美術のことについて聞きかじりをお話ししたいと思います。
パリのルーブル美術館には先史時代から19世紀までの38万点ぐらいが収蔵されているそうです。絵画は13世紀から1843年までのものが展示されています。それ以後、1924年までの作品はオルセー美術館で見ることができます。ここには、ミレーやマネー、ドガ、セザンヌ、ゴッホなど教科書で見た絵画を見ることができます。それ以降の現代美術はポンピドーセンター近代美術館で見られます。
このように、パリに行きますと古代から現代までの作品を見ることができるのですが、なぜ、15,6世紀になっても宗教画や国王や女王など貴族の顔を描いた作品が多く、ミレーのように農民や庶民の生活を描かなかったのかという疑問をパリに行くたびに持っていました。
3度目のルーブルを訪問した時に、この答えを教えていただきました。中世はキリスト教一色で宗教画しか認められなかったのですが、14世紀にルネッサンスが起こり、科学的な目で物事をみるようになりました。16世紀にレオナルド・ダ・ヴンチがモナリザを描いたのも遠近法等を利用したと聞いています。しかし、まだまだこのころまでは宗教にまつわる絵画や国王、貴族などを描いた絵が多く描かれています。その理由は、貴族階級が絵師たちのスポンサーだったからだそうです。
しかし、この流れも19世紀になると見たままを描きたいと写実主義が生まれ、これまで描かれなかった農民などの一般庶民や風景画などが描かれるようになりました。
一方、ピカソが描いた目や鼻があちらこちらに移動するような抽象画は20世紀になってからのことです。最近では内面を映し出した抽象画が描かれることも多くなり、見てもなかなか理解できない作品も多々あります。
ポンピドー近代美術館で抽象画展を見たときのことです。つまらないなと思いながほぼ最後の作品の部屋に入ったとたん、そこで立ちすくんで観ている自分に気づきました。多分、何かに感動したのだと思います。絵と心が触れ合えば感動を覚えるものだと初めて感じた瞬間でした。
パリに行かれたら、是非いくつかの美術館を訪問されてはいかがでしょう。

御挨拶

ゲストビジター他からごあいさつがありました。

・東播第3グループガバナー補佐 高瀬 英夫様

・丸尾 研一PDG

卓話

鶴井 孝文会員 藤丸 信吾会員

第30回例会 ~職場訪問例会~

会長挨拶(折戸 善信会長)

みなさんこんにちは。先日は、板橋北区RCの歓迎会ご功労様でした。50名近い多人数のご来訪でしたが、皆様のご協力で何とか乗り切れたのではないかと思    っています。また、今週初めには地区大会があり、あれから1年がたったのかと感慨深く参加させていただきました。
今日は、奨学生の蘇霖坤さんが訪問をされています。蘇さんも、奨学生としては最後ですが、これからもお元気におすごしいただき勉学に励むとともに日中の友好に寄与していただきたいと願っています。
また、今日はこのあと、職場訪問例会としてこれから、神戸製鋼所の発電所を訪問します。大きな発電施設を見学できることに期待が膨らんでいます。
一方、昨年の規定審議会で定款や細則の変更が決定されました。このことについてはすでにロータリーの友をとおしてご承知のことと存じます。先だってから、工藤先生を中心に理事会においても細則についての議論を始めたところです。
そこで、細則の変更を図るうえで丸尾PGからその趣旨についてご説明をいただき、会員のみなさんと情報を共有したいと考えています。その後の予定ですが、皆様にアンケート等をとって細則変更への考え方をお聞きし、理事会において原案を作成する予定です。その後、皆様に原案をお示しした上で、総会において決定したいと考えています。丸尾PGからの説明はできるだけ早くお願いしたいと考えていますので、その節はご出席のほどよろしくお願い申し上げます。

委員会等報告 各委員長他より報告がありました。

・丸尾 研一PDG:地区大会お疲れ様でした。エイドは疲れました!
・多田 昌之親睦委員長:「観桜家族例会」ご出席のお願い
・蘇霖坤米山奨学生:一年間のお礼と研究内容の報告

誕 生 日

田中 康之君(15日) 工藤 涼二君(28日) 鶴井 孝文君(30日)

結婚記念日

吉川 孝郎君(1日)   多田 昌之君(8日)  折戸 善信君(11日)
初谷 仁志君(14日) 小西 昌則君(31日)

職場訪問例会 3月9日(木) 場所:神戸製鉄所