第35回例会 ~ロータリー創立記念日を控えて~

会長挨拶(工藤 涼二会長)

「さらば イチロー!」

皆さんこんにちは。2週間ぶりの例会で久しぶりな気がします。

先日の地区大会はお疲れさまでした。いつものポートピアホテルとは違って椅子が狭かったので少し窮屈な思いをしましたが、充実した地区大会であったと思います。大会では、皆さんのご協力と大倉幹事の働きでMYROTARY100%達成クラブの表彰を受けることができました。

さて、イチロー選手がついに引退しました。1994年にまさに彗星のごとく現れてシーズン210本を達成し、その後7年連続首位打者を記録して、日本人野手として初めてのメジャーリーグプレーヤーとなり、2004年の262安打、10年連続200本安打、日米通算4367安打など、おそらく今世紀中は破られないであろう数々の記録を残した、まさに不世出の選手でした。

それらの記録の中でも、シーズン210本安打とMLBでの262本安打ではどちらの方がすごい記録なのかが気になりました。つまり1994年の試合数は1430試合しかなかったのに対し、2004年は162試合もあったからです。そこで130試合で210本打つペースだと162試合では何本になるか比例計算してみました。すると、四捨五入で262安打となり、どちらもすごい記録なのだということが分かりました。誰でも永遠に活躍できるわけではないので仕方がないのですが、もうあのさっそうとした姿がグラウンドで見られないのは残念というほかはありません。

最後になりますが、今月のガバナー月信(地区大会で、山形の鈴木一作PGが、わが国で3本指に入ると評価されていました)の矢野ガバナーの記事をお読みになったでしょうか。わが国の偉人について書かれていますが、最後に渋沢栄一氏が、1920年に日本にロータリー・クラブが入って来る直前の1916年に著された「論語と算盤」の中で「道徳経済合一論」を唱えていたことが記されています。これはガイ・ガンディッカーの考えにも通じるものですから、わが国では、昔から実質的なロータリーの精神、職業奉仕の理念が根付いており、その後のわが国のロータリー・クラブ隆盛の基盤となったことがよく分かりました。

ご挨拶・委員会報告

*丸尾 研一PDG:ご挨拶

*安本  直会員:ご挨拶

*石津英一郎親睦委員長:4月4日(木)「観桜例会」親睦委員集合:17:00

*大倉 隆幸幹事:「第10回定例理事会」4月4日(木)17:15~

*福井 正博地区増強多様化委員:地区大会多様化セミナー報告と出席の御礼

*田中 康之次期幹事:2019-2020年度理事・役員・委員会構成表配布

*堤 健二郎青少年奉仕委員長:クララ来日生・松尾知沙派遣生、近況報告

*碓永 陽介ゴルフ同好会幹事:

第9回コンペ優勝者=丸尾 研一会員

第10回コンペ 日時:4月27日(水)

場所:小野ゴルフ倶楽部

会員卓話

「ロータリー創立記念日を控えて」

今田 学志クラブ研修リーダー

 

 

第34回例会 ~ プロゴルファーによる講演~

会長挨拶(工藤 涼二会長)

「球聖 ボビー・ジョーンズ」

皆さんこんにちは。

本日は、プロゴルファーの赤川様に来ていただいてゴルフの解説をしていただきます。遊びとして楽しむ限り、ゴルフはとても面白いスポーツです。私もいまだかつて90を切ったことがないのですが、時折は楽しんでおります。

ところで、ゴルフといいますと、あの「球聖」と呼ばれるボビー・ジョーンズを思い起こす方も多いと思います。1902年生まれのボビー・ジョーンズは、1930年の1年間にグランドスラムを達成した唯一の年間グランドスラマーですが、その当時のメジャー大会は、全英オープン・アマ、全米オープン・アマの4つで、アマチュアプレーヤーしか達成できなかったのです。

そして彼は、1923年から1930年までの僅か8シーズンの間にメジャー優勝13回という偉業を成し遂げたのですが、先ほど述べた年間グランドスラムを達成した1か月後に、28歳の若さで引退を表明し、世間を驚かせました。

ボビー・ジョーンズは卓越したフェアプレーとスポーツマン精神の持ち主であり、特に1925年の全米オープンで自分のボールが僅かに動いたことを競技委員に報告し、自らにペナルティーを科したこともありました。加えて、ジョージア工科大学の機械工学学士、ハーバード大学の英文学学士の学位も有していた上、第二次世界大戦では、空軍の指揮官としてノルマンディー上陸作戦にも参加するなど、まさに超人的なプレーヤーでした。
彼は、1971年まで存命でしたから、私も若い時からゴルフに興味を持っていれば、マスターズ・トーナメントのテレビ中継などで実際の姿を見ることができたのにと残念に思います。残念といえば、シカゴとオーガスタと離れていたとはいえ、同じ弁護士であったポール・ハリスが、どうしてボビー・ジョーンズをロータリーに勧誘してくれなかったのか、そうすれば世界中の多くのゴルフ好きの職業人がロータリアンになってくれたろうに、と残念に思っています。

ご挨拶・委員会報告

*丸尾 研一PDG:ご挨拶

*安本  直会員:ご挨拶

*石津英一郎親睦委員長:4月4日(木)「観桜例会」親睦委員集合:17:00

*大倉 隆幸幹事:「第10回定例理事会」4月4日(木)17:15~

*福井 正博地区増強多様化委員:地区大会多様化セミナー報告と出席の御礼

*田中 康之次期幹事:2019-2020年度理事・役員・委員会構成表配布

*堤 健二郎青少年奉仕委員長:クララ来日生・松尾知沙派遣生、近況報告

*碓永 陽介ゴルフ同好会幹事:

第9回コンペ優勝者=丸尾 研一会員

第10回コンペ 日時:4月27日(水)

場所:小野ゴルフ倶楽部

会員卓話

「プロゴルファーによる講演」

プロゴルファー 赤川 旨伯様

第33回例会 ~働き方改革・外国人労働者について~

会長挨拶(工藤 涼二会長)

「『君が代』と『日の丸』とロータリークラブ」

皆さんこんにちは。

日本のロータリークラブでは、例会の式場にクラブの旗と一緒に「国旗」を掲揚しています。また、本日もそうでしたが、毎月の最初の例会において君が代を斉唱しています。これまで私も、こういったことは日本にロータリークラブが設立された時から行われてきたと思っていました。

しかし、ロータリークラブはポール・ハリスによって1905年に創設されて以来、国家とは特段の関係を持たず、いわば世界最大のNPOの一つとして運営され、発展してきたわけですから、国旗を飾ったり、国家を歌ったりするのは何となく違和感がありました。

そこで、昔はどうだったのか調べてみますと、必ずしも以前はそうではなかったようで、先週もお話した大連ロータリークラブや神戸ロータリークラブと米山梅吉氏との間で大激論が交わされた1936年の神戸における大会のときも、日の丸は掲揚されておらず、君が代も歌われていなかったようです。

それがどうして現在のようになったかといいますと、第2次世界大戦前の特殊な事情が関係しています。つまり、次第にわが国の軍事色が強まり、キリスト教会も大政翼賛会に組み入れられるような社会情勢のなかで、アメリカを発祥の国とし、そこに本部を持つロータリークラブは、秘密結社やスパイ組織ではないかと疑われたようです。そこで、日本のロータリークラブは、決してそうではないということを示すために、例会場のクラブ旗の横に「日の丸」を掲揚し、毎月最初の例会に「君が代」を歌うことにしたのです。

ただし、そこまでしたのにもかかわらず、わが国のロータリークラブは、次々と解散させられ、戦後の復活を待つほかはありませんでした。そして、復活後もこのやり方が踏襲されて現在に至っているわけです。

ですから、現在の慣習は、必ずしも日本のロータリークラブの黎明期から存在したものではありませんので、場合によっては再考してみることもあり得るのではないかと、個人的には考えている次第です。

ご挨拶・委員会報告

*張 聞さん(米山奨学生)・クララさん(留学生)ご挨拶

*今田 学志クラブ研修リーダー:

「研修委員会のご案内」日時:地区大会3月24日(日)11:50~12:50

場所:加古川商工会議所

3月ご結婚記念日・お誕生日おめでとうございます

結婚記念日:吉川 孝郎君(1日) 多田 昌之君(8日) 折戸 善信君(11日)

初谷 仁志君(14日) 小西 昌則君(31日)

誕 生 日:田中 康之君(15日) 工藤 涼二君(28日) 鶴井 孝文君(30日)

会員卓話

「働き方改革・外国人労働者について」

社会保険労務士法人

トータル人事オフィス

中野 祥子様