第36回例会 ~会員卓話~

会長挨拶(折戸 善信会長)

こんにちは。先週の観桜例会ではいろいろ楽しませていただきました。多田親睦委員長をはじめ委員の皆さんにはお世話になりました。また、音楽同好会の皆さんにも楽しませていただきました。大塚さんのお嬢さんには素晴らしい歌声を聞かせていただきました。プロになってもいいのではないでしょうか。

また、11日には神戸中RCの25周年記念式典がありました。記念事業として神戸垂水RCが平成14年にカンボジアにグローバル補助金で作った小学校の図書館に本を寄贈したそうです。また、神戸学院大学付属高等学校にインターアクトクラブを結成したことも記念事業の一環だったそうです、

さて、本日は青森県八戸南RCから鈴木一史様がお越しです。遠方よりようこそお越しいただきました。今日の八戸は、雪が降っているとのことです。また、加古川中央RCから前川忠範様がお越しです。ごゆっくりとお楽しみください。

先日の理事会で、滝川第二中学校高等学校長の常陰先生から退会届けが出されました。残念ですが、ご家庭の事情ということですので理事会で退会を了承いたしましたので皆さんにお知らせしておきます。

ところで、スケートの浅田真央選手が先日引退しました。昨日引退会見があり、少し見ていましたが、なかなか立派な記者会見でした。質問されたことにそのまま答えるのではなく、言質をとられない答え方はさすが会見慣れしているなと思いました。私たちは彼女にフィギュアースケートでずいぶん楽しませてもらいました。「完璧に!」という彼女の言葉にそこまで自分にプレッシャーをかけなくてもと思いながら、ハラハラドキドして彼女のトリプルアクセルを見ていました。成功を見たことの方が少なかったのではないかと思います。アクセルは前に向いて飛ぶそうですが、前向きに跳ぶということは恐怖との戦いだそうです。なかなか成功しなかったのも仕方がない難しい技に彼女は挑戦していました。

それだけにキムヨナとの死闘を戦った、バンクーバーオリンピックではトリプルアクセルを成功させながらも銀メダルに終わったことは、本当に残念でした。しかし、キムヨナの完璧な演技には神がかりかなとも思えました。

一方、ソチオリンピックでは前半の失敗が響き、あくる日のフリーで、完璧な演技で終えたときには心から拍手を送りました。結果は6位ですがそれ以上の値打ちがあったのではないかと思います。失敗をひきずり当日の午前の練習でも状態は良くなかったそうですが、フリーの本番になって競技場に入ったとたんにスイッチが切り替わって「やらなくては!」と思えたのがあのフリーの完璧な演技につながったと言っていました。本当にご苦労さんと言ってやりたいともいます。

少し、話は変わりますが、今の日本のフィギュアースケート部長は小林芳子さんといって兵庫県の方です。この方の前は平松純子さんが勤めておられました。ご承知のように平松さんは長野オリンピックの時に審判宣誓をされた方で、国際スケート連盟理事、国際審判員です。その前が平松さんのお母さんの上野依子さんです。この方が、阪神淡路大震災の時に当時の貝原知事と掛け合われた兵庫選手団が被災直後に福島に派遣することが決まりました。懐かしい思い出ですが、このように兵庫県はフィギュアースケートとはご縁が深い県であります。もう一つ脱線して、高林三郎さんという方も兵庫にはいらっしゃいました。高林さんは、グルノーブルオリンピックのスケート競技の監督を務められるとともに、札幌オリンピックではスピードスケートのスターターを勤められました。実に兵庫県が冬季競技のスケート競技では日本をリードする役割を果たしてきたことも知っておいていただいてほしいと思います。

御挨拶・委員会等報告

・鈴木 一史様(八戸南RC)ビジターの御挨拶
・井上 真一親睦活動副委員長:観桜例会の御礼

 

卓話「会員卓話」

田中 安幸会員、道永 憲兒会員