第36回例会 ~ 観桜家族例会~

会長挨拶(工藤 涼二会長)

「平成最後の観桜家族例会」

皆さんこんにちは。

いよいよ新元号も決まり、平成最後の観応家族例会を、石津親睦委員長のご手配で、新装なった相楽園で迎えることができました。この庭園には桜の木は1本だけのようですが、これもまた風情があっていいものです。

ところで、今や日本の桜は世界的に有名で各国から観光客が殺到していますが、ちょうどこの時期にアメリカのワシントンDCのポトマック公園でも桜祭りが行われています。中学校の英語の教科書で、この桜が日本から贈られたものだとは学んでいたのですが、いつ、どのようにして贈られることになったのか、ずっと知りたいと思っていたところ、ちょうど先週の例会日である3月28日(私の誕生日で、誕生日の花は「ソメイヨシノ」です)の新聞にその記事が載っていました。

それによりますと、エライザ・R・シドモアという、アメリカ版兼高かおるといった女性旅行家の尽力によって実現したものだそうです。早速シドモア女史の本を買って読んでみたところ、1910年の論文「日本の桜」の中で、このように記されていました。

「世界の中でも、サクラの花、日本の桜ほど愛され、褒められ、崇められている花はありません。それは、単なる国の花ではなく、清廉と騎士道と名誉の象徴であり、少なくとも2000年の間、はためく情熱ももって尊重されてきた春の祭典の紋章(シンボル)なのです。」

さらに印象深かったことは、シドモア女史は、晩年、アメリカ合衆国の日本人に対する移民差別政策に断固反対してスイスに亡命し、二度と故国の土を踏まなかったということです。まさに真の親日家といえるでしょう。

このように、シドモア女史の活躍で100年以上も前にポトマック河畔に植えられた3000本の桜の木が現在は8000本にまで増えているそうです。

今宵は、その桜並木に思いを馳せながら、お楽しみいただきたいと思います。

ご挨拶・委員会報告

*浅木 幸雄ガバナーエレクト:ご挨拶

4月ご結婚記念日・お誕生日おめでとうございます

結婚記念日:工藤 涼二君(2日)

誕 生 日:大倉 隆幸君(30日) 藤掛 伸之君(24日)

森本 毅司君(24日)