第38回例会 ~弁護士会長を終えて~
会長挨拶(工藤 涼二会長)
「深川純一パストガバナーを惜しむ」
皆さんこんにちは。
先週土曜日(13日)のIMはお疲れさまでした。丸尾PGと私は、今週月曜日に伊丹で行われた、深川純一先生を偲ぶ会に出席してきました。深川先生は、いうまでもなく偉大なロータリアンの先人のお一人ですが、わがクラブの福原さんも、ロータリアンになってはみたものの、疑問を感じて止めようかと逡巡しているときに深川先生と出会い、そのお話に触れてロータリークラブのすばらしさを知って今日まで続けて来られたそうです。丸尾さんも同様だったとお聞きしています。その丸尾さんが弔辞を読まれましたが、とても心のこもった、お人柄が出た良い弔辞だったと思います。
そのとき、深川先生が2017年8月に、RI第2580地区で講演された際の最後の文章をいただきました。素晴らしい文章ですので、御紹介します。
「一回きりの人生において、ロータリーの真髄を究めることは美しいことであり、また尊いことでもあります。桜は散るから美しいと思います。人も死ぬから尊いとも思います。桜の花も一年中咲いていたら美しいとは思いません。桜の花は一週間ほどの命、それも人に見て貰おうと思って咲いているわけではありません。精一杯咲いて散っていく。だからこそ美しいのであります。人も死ぬから尊いのであります。世間に認められても認められなくてもよい、精一杯生きて散っていく。そこに人の尊さがあると思います。
音楽でも名曲を聴けば余韻が残ります。何時までも余韻が残っていくように、私達の人生も、認められても認められなくてもよい、精一杯生きていく、そのことが大切であります。ロータリアンも職業人として職業奉仕で精一杯生きていくことが大切であります。
では、どのように生きていくのかというと、全てのことに感謝して、お陰様でという謙虚な気持ちで生きていく。そうすると死んでも余韻が残っていくものであります。肌触りのよい人は、死んでからも良い人でしたね、もっと、もっと生きて居てほしかったなあと、余韻が残ります。
それは一体何故か。「ローマは一日にして成らず」という言葉があります。
ローマが栄えたのも一朝一夕に成ったものではありません。毎日々々の積み重ねがあって、そして一生の終わりに死という恩寵が下りた時、後の人にどのようなものを遺したか、ロータリアンは、余韻を残して死にたいと思うものであります。」
ご挨拶・委員会報告
*丸尾 研一PDG:神戸第2グループIMでのスピーチについて
*工藤 涼二地区規定審議委員: 2019年規定審議会議事録について
*折戸 善信カウンセラー:クララ来日生ホストファミリー変更
松尾様→伊藤 幸美会員(4/21~)
*碓永 陽介ゴルフ同好会幹事:第10回神戸西神ロータリークラブ杯ゴルフコンペ
日時:4月24日(水)場所:小野ゴルフ倶楽部
会員卓話
「弁護士会長を終えて」
藤掛 伸之会員