第44回例会 ~一年を振り返って~

会長挨拶(工藤 涼二会長)

「二十四節気」と「七十二候」

皆さんこんにちは。ロータリー年度では最終月である6月を迎え、通常例会でのあいさつもこれが最後となりました。

ロータリーとは関係がありませんが、先週、例会のために事務所を出て地下鉄の大倉山駅への階段を降りようとしますと、ご年配のご婦人が階段の途中に座り込み、上半身をよじる様にして振り返り、奇妙な声を発しながら踊るようなしぐさをしているが目に入りました。何かよく分からないまま近づいてみますと、その方は耳の不自由な方で、スマホを使ってやはり耳の不自由な方と手話でお話をしておられたのです。ガラケーではこのような通話は無理ですから、こういった方はスマホのおかげで一気に世界が広がったことになります。技術の進歩はこのような恩恵をもたらしているわけですね。

さて、今年もずいぶん前に立夏も過ぎ、大分暑くなってきました。私たちはよく立秋とか立春とか言いますが、これはご承知のように春夏秋冬をそれぞれ6つに分けた「二十四節気」での名称です。これは古来中国で作られたもので、黄道(太陽の通る軌跡)を、春分点を起点として15度ずつの24分点に分け、太陽がこの各点を通過する時に、それぞれその頃の気候を示す名称を付けたもののようです。

ところで、「七十二候」というものを御存じでしょうか。これは二十四節気を5日ずつに分けたもので、さらに細かく季節の移り変わりを表す名称がつけられています。七十二候では、本日(6月6日)は「蟷螂生」(かまきりしょうず)で「蟷螂が生まれ出る」候とされています。蟷螂はいまごろ孵化するのですね。

ちなみに、6月は、11日が「腐草為蛍」(かれたるくさほたるとなる)、16日が「梅子黄」(うめのみきなり)、21日が「乃東枯」(なつくさかれる)、27日が「菖蒲華」(あやめはなさく)となっていて、これからいよいよ暑くなりますので、皆さんくれぐれも健康に留意してください。

 

委員会報告

*丸尾 研一PDG:ハンブルグ国際大会報告

*張 聞さん(米山奨学生)ご挨拶

*クララさん(来日生)ご挨拶

*堤 健二郎青少年奉仕委員長:松尾 知沙派遣生帰国日7月16日

*小林   司国際奉仕委員長:訪台について

*碓永 陽介ゴルフ同好会幹事:

第12回コンペ(グランドチャンピオン大会)

日時:6月26日(水) 場所:東広野ゴルフ倶楽部

懇親会:18:00~ 神仙閣

6月 ご結婚記念日・お誕生日おめでとうございます

結婚記念日:石川  準君(5日) 田中 祥靖君(8日) 西藤 隆弘君(19日)

会員卓話

「一年を振り返って」

工藤 涼二会長

大倉 隆幸幹事