第5回例会 ~ガバナー公式訪問~

会長挨拶(小林  司会長)

本日は、国際ロータリー第2680地区の瀧川好庸ガバナーをお迎えいたしております。
矢坂代表幹事、随行の山口様にも神戸西神ロータリークラブにお忙しい中お越し頂きました。
例会前の11時15分から約一時間、途中から食事をとりながら懇談会をさせていただきました。34年目クラブであるが、平均年齢も58歳代と若くすべてよくまとまっているとお褒めの言葉をいただきましたが一部はこうした方がよいとご指導を賜りました。心よりお礼申し上げます。今後クラブの運営に生かしてまいりたいと思います。

2017-18年度 RID2680瀧川 好庸ガバナー公式訪問卓話

2017年1月中旬の1週間サンディエゴで国際協議会があり、また6月にはアトランタで国際大会がありました。国際ロータリーの2つの世界大会に出席し、まず思ったことは、いかにロータリーが世界的な規模であらゆる人種に支持されているかということでした。私も世界のロータリアンであるということを強く印象付けられました。
さて、2016年5月に規定審議会が開催されましたが、この審議会で様々な規定が大きく変更されました。ここでは詳しく触れる余裕はありませんが、ロータリーの潮目がかわったと言われるほどの変更で、いい言い方をすれば規定の柔軟な適応ということでしょうが、従来の規定を順守したい身からしますと、顔をしかめたくなるような変更でしょう。詳しくは他に譲りたいと思います。本年度のRI会長イアン・ライズリー氏はオーストラリアの方ですが、彼の本年度のテーマはROTARY:MAKING A DIFFERENCE 「ロータリー、変化をもたらす」です。その優先事項ですが、1、クラブのサポート強化(若年会員の勧誘、女性会員の増加、多様化など)2、人道的奉仕の重点化と増加(継続性ある奉仕、ポリオ撲滅がその代表例)3、公共イメージと認知度の向上(広報活動に努める)この3つの優先事項の中核には「親睦」「高潔性」「多様性」「奉仕」「リーダーシップ」を置くとしています。そして珍しい提唱ですが、ロータリアン1人につき1本の木を植えようと言われました。環境悪化、地球の荒廃への懸念を示されました。こうしたRI会長のお考えを踏まえて、地区の方針として次の3つを根底に置くといたしました。1、継続性、2、交流促進、3、多様性の3つです。ロータリーは「未来の夢計画」以来、単年度から複数年度に制度が移行しています。そうなりますと当然、持続性継続性ということになります。また、個人ないしクラブ単位の奉仕から、他クラブないしグループでの活動という方向性にあり、そこから交流促進クロスプロモーションの考え方が生まれてきます。委員会の合同開催や協働セミナーが多く開かれるようになっています。またこの動きは当然多様性をもたらすことになります。以上のような動きを踏まえながらクラブの皆様にお願いすることは、1、学友関係に目を向け、若い会員、女性会員の勧誘。2、奉仕にあたって補助金活用を積極的に。3、ロータリーを少しアピールすること。4、My ROTARYなどによるロータリー情報の積極的な収集。5、1人1本の植樹、複数クラブや、他組織との協働で。6、会員減少による財政的な困窮解決方法として、事務所の共有化等など。

最後に国際協議会で得たロータリー財団管理委員長ポール・A ネチェルが紹介されたリンドバーグの物語から、寄付ばかりでなくその他の様々な多くの人々の協力が大きな事業を成功させるということをもって、スピーチを終わります。

卓話「ガバナー公式訪問」

SAA 大野・福井   親睦委員 香川