第7回例会 ~青少年交換留学生帰国報告~
会長挨拶(折戸 善信会長)
米谷パストガバナーようこそお越しくださいました。また、滝川第2高等学校の杉本君、川口さんそしてインターアクトクラブの顧問の玉田先生にもお越しいただきました。どうかごゆっくりしていってください。また、杉本君、川口さんにはこのあと2015、16年度の青少年交換留学を終えられたご報告をいただきます。楽しみにしています。
さて、リオデジャネイロオリンピックも8月22日に終了しました。なんといっても今回のオリンピックでは、終盤の陸上競技400メートルリレーの銀メダルには驚くとともに感動しました。 日本のメダル獲得数は41個と過去最高でした。卓球、バドミントンなど話題が多かったのも今回の特色でした。あまり注目されていませんでしたが、カヌーの銅メダル、バスケットボール女子の8位入賞などもありました。
オリンピックの強化について、卓球を例にお話をしたいと思います。卓球がこんなに強くなったことに関して、兵庫県卓球協会が多大な貢献をしてきたことはご存知でしょうか。かつて日本の卓球は世界屈指の強国でした。1954年から1965年にかけて、荻村伊智朗さんを中心に世界選手権では常勝国だったのです。その後、中国が強くなり日本の勢いはなくなってしまいました。日本卓球協会は復活を考え、独自の強化策を打ち出しました。ホープス(6年生以下)カブ(4年生以下)、バンビ(2年生以下)の部の全国大会を開催したのです。この大会の開催に神戸市や姫路市が協力しました。今年もこの大会は神戸市で開催されました。この小さな年齢からじっくりと強化を行うということを始めたことが、今日の日本卓球の隆盛を支えているといっても過言ではありません。愛ちゃんや石川選手、水谷選手もこの大会から育ってきています。今ではこの強化策を他の競技団体もまねています。
それから、国立スポーツ科学センターが2001年に開設され、国主導で科学的なトレーニングが行われるようになりました。また、スポーツ庁ができ総合的な体育・スポーツ施策が行われるようになったことも、今回のメダル獲得に影響があったと思います。
強化費も少しずつですが増えてきています。ロンドンオリンピックの国別強化費はドイツが210億円、アメリカ165億円、中国120億円、イギリス120億円、韓国106億円、日本27億円でした。2020年に向けて、2017年度は70億円ほどに増額されるようです。これにより選手の負担が少しでも軽くなればと願っています。
また、選手に関する問題としては、オリンピックに出たからといってアマチュアの選手の生活が保障されているわけではありません。プロは別にしても、アマチュアの選手はオリンピックに出るために多くのことを犠牲にしています。この辺りもなんとかならないかと思います。選手が安心して競技に専念できるようになればと願っています。
御挨拶 ご出席のゲストビジターより御挨拶を賜りました。
・米谷 収パストガバナー:さい帯血バンクチャリティコンサートのご案内
・滝川第二中学高等学校IAC顧問 玉田龍太郎先生:青少年交換留学派遣の御礼
委員会等報告 各委員長より御挨拶と報告がありました。
・丸尾 研一パストガバナー:2015-16年度青少年交換留学について
・板橋北區扶輪社より 「2015-16年度GG基本的教育の支援協力への感謝状」
・伊藤 幸美社会奉仕副委員長:「音楽イベント参加のお願い」10月1日(土)12:30~
・西藤 隆弘クラブ研修リーダー:「第2回ロータリー研究塾」9月29(木)18:30~
・今田 学志2015-16年度地区代表幹事
8/27(土)直前ガバナー事務所引越し協力
8/29(月)地区打上げ会参加依頼
卓話 ~青少年交換留学生帰国報告~
滝川第二中学高等学校 2015~16年度青少年留学派遣生 杉本 大樹君・川口 春花さん