第38回例会 ~第4回ロータリー研究会~

会長挨拶(小林  司会長)

財産区と地縁団体について

財産区とは、特別地方公共団体の一つで、市町村および特別区の一部が財産(土地、建物)を有しもしくは公の施設(公会堂、公民館等)を設けているもの、または、市町村及び特別区の整理統合もしくは境界変更の場合において、関係市町村等の協議に基づき、市町村及び特別区の一部が財産を有しもしくは公の施設を設けるものをいう。財産区は法人格を有する特別地方公共団体である。運営の実行は財産区の総会、管理会等のどれかが行うことになっているが最高責任者は市町村長である。

神戸市の場合は、7区すべてに財産区はありますが、財産区のない集落の方が多いです。

ない集落の場合、地縁団体(自治会)名義では不動産登記ができなかったために、会長の個人名義や役員の共有名義で登記が行われ、その後の名義変更や相続の際に問題が生じてきました。その為、平成3年4月に地方自治法の一部が改正され地縁団体(自治会)名義で登記が出来るようになりました。

そのことにより、墓地、公会堂(土地建物)、公民館、溜池、消防器具庫の土地等について個人から法人名義に変えることができるようになりました。個人名義の場合ですと相続が発生しますが、財産区名義とか地縁団体名義(自治会)にしておけば相続登記の必要がなくなります。代表者が変われば、市町村長に届出をすれば済みます。ただし、年に一回総会(予算・決算、議事録等を作成)を開催しなければなりません。個人名義でないものは、法人名義にすれば、相続の時に、税務署から言われて、いちいち説明しなくて済むのではないでしょうか。

御挨拶・委員会報告

*三木 明RI理事エレクト・吉岡 博忠様(伊丹ロータリークラブ)より御挨拶

*工藤 涼二地区規定審議委員:第8回・第9回地区規定審議会報告

*今田 学志35周年実行委員長:

「第5回実行委員会」日時:5月9日(水)18:00~ 場所:白木屋

会員卓話

「第4回ロータリー研究会」

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