第40回例会

4月28日(ゾウの日)12:30~

会長挨拶(福井正博会長)

皆さんもご存じの鯉のぼりですが中国の故事で「鯉は激しく流れる滝を登り、龍になり天へ昇る」とされ、立身出世の象徴とされていました。「愛する我が子が、鯉のように強く立派に出世していきますように」という親の愛情がしっかり表現され受け継がれているのですね。

ところで日本の鯉のぼりの始まりは江戸時代からでその時は黒色(真鯉)のみでした。冬や水を表し堅く閉ざされた冬の時期や全ての生物になくてはならない水。そういった2つのイメージの黒が大黒柱の父親とマッチして根付いたようです。赤色は緋鯉と呼ばれるお母さんで夏や火を表す色で沢山の陽射しを浴びて生命を育み、また火は新しい知恵を生み日本の温かな母親像と同じように家庭を守り抜く。そんなイメージが詰まっているようですね。青色は子供を表し春や木を表す色。春は清々しく、多くの生物がのびのびと活動する季節。草木も緑に染まり、すくすくと育って行って欲しいとイメージが合うのですね。因みに赤色の緋鯉は明治時代より、青色の子供は昭和に入ってからで当初の「立身出世」から「家族の象徴」と変容しているようです。「吹き流し」は「魔除け」や「五行説(自然界は木・火・土・金・水の5色で作られる)」があるようです。皆さんのご家庭ではどんな鯉のぼりが飾られているでしょう。

委員会報告

丸尾研一PDG:クラブ活性化セミナー報告

初谷仁志幹事:青少年長期交換留学について

卓話 「保険の話」堤健二郎会員